2007年03月20日

主な生活習慣病と言われているもの(その2)(心筋梗塞 慢性気管支炎 肺気腫)

主な生活習慣病と言われているもの
●心筋梗塞
心臓∨酸素と栄養分を供給する冠状動脈に動脈硬化が進行すると、その内腔は狭くなり、さらに高度になると閉塞し血流が遮断されてしまいます。このとき、心筋は酸素や栄養が不足するため細胞が死んでしまいます。これを急性心筋梗塞といいます。
原因は、動脈硬化を悪化させる肥満(内臓脂肪型)、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙が主要なものです。そのほかに、ストレス、過度の飲酒も関係しています。
症状は、前胸部に突然激痛が20分以上持続します。顔面蒼白となり、冷や汗をながすこともあります。症状が現れた場合には初期治療が重要ですので、すみやかに医療機関を受診する必要があります。
心電図検査により、心筋梗塞特有の異常所見を捉まえることが、初期診断において不可欠です。さらに血液検査、心臓⇔働きをみる超音波検査、冠状動脈の病変を調べる血管造影検査なども行われます。




●慢性気管支炎
慢性気管支炎は、喫煙などが原因となって気管支腺に慢性の炎症が起こった病気です。そのため、気道分泌液が過多になったためのタンと、それを喀出するためのセキが2年以上にわたって続き、多くは冬場に症状が悪化します。また多くの人に活動時軽い呼吸困難がみられます。
原因には、年齢、アレルギー要因、大気汚染、細菌やウイルス感染などが影響し合いますが、とくに重要な生活習慣要因に喫煙が挙げられます。
そこで、禁煙を柱に、排気ガス、粉塵などを避けるとともに、外出後の帰宅時にうがいをする習慣をつけてください。また十分に水分を飲んで、タンがからまないようにしましょう。
診断は、胸部の聴診所見、胸部X線検査、喀痰検査、胸部CT検査などでなされます。
治療としては、タンを口から出しやすくする喀痰溶解薬、去痰薬あるいは気管支拡張薬などが使用されます。

●肺気腫
肺気腫は、喫煙などにより肺胞の壁が破壊されておきる病気です。肺胞は、呼吸により空気中の酸素を取り入れて、不要な炭酸ガスを排出する働きが行われる場所です。この部分が破壊されるために、血液中の酸素が少なくなる病気です。
原因は、遺伝的なもの、大気汚染、感染、年齢などがありますが、とくに重要な生活習慣要因に喫煙があります。
症状は、セキ、タン、そして活動時の呼吸困難が現れてきます。
起こってしまった肺胞の破壊は元に戻りません。そこで、禁煙を柱に、排気ガス、粉塵などを避けるとともに、外出後の帰宅時にうがいをする習慣をつけてください。
治療は、気管支拡張薬、タンを出しやすくする去痰薬が用いられます。血液中の酸素濃度が少ない場合は、酸素ボンベによる酸素吸入を行います。
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