2007年09月09日

メタボリックシンドローム 睡眠との関係




メタボリックシンドローム 睡眠との関係♪

睡眠との関係

以前から、睡眠時間を制限すると、糖代謝に異常が生じるという報告がありましたが、習慣的な睡眠時間が代謝に与える影響について最近の研究(米国の権威ある内科専門誌の「Archives of Internal Medicine」誌に掲載)によって、睡眠時間が6時間以下、もしくは9時間以上の人は、睡眠時間が7〜8時間の人に比べ、糖尿病や糖代謝の異常がみられる割合が高いことが明らかになりました。

このことから、睡眠時間の目標を7〜8時間にすることで、糖代謝の異常を改善できる可能性があるのではないかと期待されています。

また、睡眠時間が短いと食欲を刺激するグレリンが増え、食欲を抑えるレプチンの量は逆に減少したとする論文を米国の2つの研究チームが2004年に発表しています。

つまり、睡眠不足が肥満の一因になっている可能性があるということで、先進国では慢性的睡眠不足が増えており、食べ物は簡単に手に入る、肥満が増えてもおかしくないわけです。

ストレス」との関係

仕事上のうっぷんがたまると、ついムチャ食いしてしまう。人間関係の悩みがあれば酒やタバコに逃げ込みたくなる――。
誰にでもあるこうした経験から、生活習慣病の根本に「ストレス」があることは、多くの人がうすうす感づいていることと思います。

日本人間ドック学会学術大会のシンポジウムによると、ストレスが生活習慣に偏りを生じさせる可能性を示唆する結果が得られています。
つまり、頭痛・頭重感や食欲不振・胃もたれなどの「心身症状」の点数が高い上位の人は、中位の人に比べ、外食が多い、揚げ物をよく食べる運動不足――といった生活習慣上の問題を抱えていることが分かりました。

生活習慣上の大きな変化や家族・親しい人との離別や死別など「ストレッサー」の点数でも、上位の人は、中位の人に比べ甘いものをよく食べたり、間食をよくしたりしていました。

仕事のストレスと生活習慣の関係でも、仕事の量(多い・普通)と自由度(普通・低い)で4つに分けて比較したところ、仕事量「普通」、自由度「普通」のグループで不眠や運動不足、うつ症状の人が最も少なく、仕事量「多い」、自由度「低い」のグループでこうした人が最も多かったということです。
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